ヨーロッパテイストなドレスを作る森さんのルーツは、子どものころにあります。
小さいころから手仕事が好きだったという森さんは、リカちゃん人形の洋服はもちろん、家具まで手作りしていたとか。
高校のときに世界史、特に古代ローマ史にハマり、漠然とヨーロッパに憧れるようになったそうです。
「ピサの斜塔が崩れてしまう前に、ヨーロッパに行かなくちゃ!」
イタリアへの憧れの気持ちは、どんどん大きくなっていったと言います。
ファッション関係の仕事に興味があったものの、進学校だったため、高校卒業後は短大の英米科へ進学。短大時代にアメリカ留学を経験し、「やっぱり私はヨーロッパが好き」と、あらためて感じるようになります。
短大を卒業後は自動車メーカーに就職。OLとして働いていましたが、体調を崩したことをきっかけに、自分の人生を見つめ直してみることに。
たどりついた結論は、「自分の好きな仕事をしなくちゃ!」と言うこと。
「やっぱり無理していたのかな。ストレスで体調を崩して、それを機に会社を辞めたんです」
自分の好きな仕事…。
それは、「ドレスデザイナー」になることでした。 |